体験談

【矛盾】彼女いない歴=年齢の俺が彼女の作り方教えます

夏ですね

いやー、暑い日が続きますね。
夏は特に人間と妖精※1の生態に差が出る季節といわれておりまして、妖精たちは特に行動パターンが変わらないのに対して、人間たちは海にキャンプに花火大会と大忙しのようです。
きっとスケジュールと肌の色とアソコが真っ黒になっているんでしょうね(最低か)

そういえば人間と妖精を見分ける方法が最近発見されたようで、なんでも人間に比べてバーベキューをした回数が圧倒的に少なく耐性がないための、バーベキューの煙を吸うと鼻の頭に血管が浮き出るそうですよ。

「えっ!」

 

まあしょうもない前置はこの辺にして、せっかくの夏ですし今回はタイトル通り「彼女の作り方」を書いていきたいと思います。あ、タイトルでは「俺が」となってますが、あくまで彼女いない歴=年齢なのは僕の友人のA君なので、誤解のなきようお願いします。

今回書く方法は、A君のさらに友人のB君が、人間から妖精になった時の話です。
彼はどうやって彼女を作ったのか、A君が話してくれました。簡単3ステップです。

※1 妖精・・・大学生以上で「彼女いない歴=年齢」である人々のこと。由来は過去記事を参照

1.何やかんやして女の子と連絡先を交換する

はい、まずは何やかんやして女の子と連絡先を連絡先を交換してください。

、、え、なんですって?ここが難しい?

何をおっしゃいますやら。21世紀になり出会いの形は多様化し、チャンスはそこら中に転がっています。合コンでも友人の紹介でもマッチングアプリでもツイッターでもなんでもいいです。とにかく、「ここから上手いこと行けば彼女ができるな」というスタートラインに立ってください。

まああくまで個人の見解ですが、この「スタートラインに立ったことすらない」という妖精は実はそんなにいなくて、どのようにして相手の好感度を上げていき、彼女にするかという、言わば「ゴールへの進み方」を知らないパターンが多いのではないかと思います。
A君もそうでした。彼はスタートラインに立ったことが8回(紹介×2 合コン×3 マッチングアプリ×3)ほどありましたが、1回も完走はできませんでした

これを読んでいる妖精のあなた。あなたには、「こうすれば彼女ができる」というメソッドなり理論をお持ちですか?

2.人間の友人を用意する

人間、つまりこれまでの人生で彼女がいたことのある人物です。1人だとラッキーパンチの可能性がありますから、3人以上は彼女ができたことのある人がベターでしょう。(謎の上から目線)
人間性は多少アレでも目をつぶりましょう。とにかく人並み以上に恋愛をしてきた、言い換えれば女の子を知り合い→彼女にする方法を確立している友人を仲間に引き入れましょう。

(あ、もちろんステップ1と順番は逆でもいいです。なんならこの人から紹介してもらうという手もあります。)

さあそれでは、ここまで用意出来たらいよいよステップ3に移りましょう!

3.友人の操り人形になる

最終ステップです。その友人の傀儡(かいらい)になってください。
はい、文
字通りの操り人形です。自分の意思は捨ててください

友人に「話せ」と言われた話題でメッセージのやりとりをし、友人が「ここに誘え」と言った場所にデートに行き、友人から「今だ、告れ」とGoサインが出たタイミングで告白してください。そうすればおそらく彼女ができます。仮に失敗しても落ち込む必要なんてありません。僕たちのソロプレイだったらもっと浅い階層でゲームオーバーになってましたから、きっと。
ステップ2まで読んで、「この友人に協力を仰ぎ、アドバイスを貰えばいいんだな」とか甘っちょろいことを考えていませんでしたか?
残念ながら、我々妖精はそんなちっぽけなことでは人間になれません。やるなら徹底的にです。

彼があなたのスタンドになるのではありません。あなたが彼のスタンドになってください。

赤本解いたよね?

まあ、かなり抵抗がある話かもしれません。

しかし、今までの人生で何かを成し遂げようと頑張った時のこと、例えば受験勉強の時を思い出してみてください。
志望校への合格という結果を掴むために、様々な努力をしたと思います。僕も高3の夏休みは一日13時間くらい勉強してました。
その際、ただ闇雲に勉強するのではなく、参考書を購入したり、予備校に通ったりしたと思うんです。

なぜわざわざ時間とお金をかけてまで塾に通ったり何冊も参考書を買ったのでしょう?
それは参考書には過去の入試傾向から逆算された「成績を向上させる問題」が載っているからであり、予備校の教師は「何人もの生徒をあなたの志望校へ合格させてきた」という実績があるからです。

受験勉強だけではないです。部活動しかり自動車の教習所しかり、何か成し遂げたいことや習得したいことがあれば、その方法を知っている人に師事するのが一番効率的なんです。

もちろん、妖精自身もそんなことは百も承知なわけです。
しかし、こと恋愛においてはなぜか独学で行けるという謎の自信に満ち溢れてます。ドラマ・漫画・ゲームといった創作物とネットの出所が不確かな「彼女できる方法まとめ」みたいな記事のみによって積み重ねられてきた、オ〇モトもびっくりのペラペラの知識のみで彼女ができると思っているわけです。

そりゃ自分一人で試行錯誤して頑張って彼女ができればそれが一番いいですが、一般人は高校生、早い人なら中学生の時に経験していることを大学生や社会人になっても経験していないわけですから、なにか考えにズレがあったり、方向性が間違っていると考えるのが自然です。「ゲームでやっただけだけど、ヘリの操縦できちゃったぜHAHAHA!」みたいなノリが成立するのはそれこそ創作物のB級アクション映画だけです。現実世界では99.9%墜落します。わかんないもんはいくら考えてもわかんないんですから、素直に知ってる人に聞きましょう。

それができれば苦労はしないよ・・・(泣)

 

最後に

前述のB君は友人の操り人形になった結果、上原〇衣似の彼女ができて3年以上経った今も付き合っていますが、片やA君は中途半端に高いプライドを捨てきれず、24回目の夏も独りで終えようとしています。

これを読んでくれた妖精の同志たちが無事人間へと進化しリア充サマーを過ごすことを、A君のように間違ってもせっかくのお盆休みにネットカフェでジョジョ3部を読みながらしょうもないブログ記事を書いたりしないことを心から願っています。それでは。