お笑い

【黒歴史】素人がM-1グランプリに出場してスベり倒すまでの軌跡

M-1、出たくね?

就活を終えた僕にふと沸き起こったこの衝動。M-1は毎年リアルタイムと録画を合わせて4回(リアルな数字)は必ず見るほど大好きな番組です。しかも僕も一応、周りの友達からは「まあまあ面白いやつ」という評価は受けてますし、案外いいところまで行けるんじゃない?だって過去にはアマチュアで決勝進出した例もあるしね。うん、出るしかないよこれは。だって好きな番組に出るだけでも思い出になりますし、万が一優勝した暁には、就活では見つけられなかった天職に巡り合えたことになるんです。あれ、これどう転んでも損しないぞ?(盛大なフラグ)

さあ果たして、素人がM-1に出るまでの過程とは?そして輪切りは見事優勝することは出来たのか?

誰もが予想していなかった衝撃の結果はこちら↓↓↓(タイトルから目を背けながら)

1.相方探し

M-1グランプリは「漫才」で競うので、当然1人では出られません。そこで、お互い大学四年生で時間があり、僕に負けず劣らずお笑いが大好きな小学校~中学校時代の親友D君に白羽の矢を立てました。
頭の中で彼との掛け合いを想像しながらネタを考え、原稿が出来るやいなや、一言「今年のM-1出ようや」とラインを送信。
素人の分際でM-1に出るという暴挙、正直僕はかなり勇気を出して送ったので、多少は渋られるかなと思っていたのですが、彼は「ええやん!出よ出よ!」と二つ返事でOKしてくれました。嬉しかった反面、彼のほうが僕より一枚上手な気がしてなんか悔しかったです。(人間が小さい)

2.ネタを決める

無事に相方も見つかり、次はネタの台本を詰めていきます。
アマチュアとはいえ、個性を出すためにも何らかのキャラ付けはしたいところですね。
自分で言うのもなんですが、僕は一応関西ではそこそこ賢いとされてる大学に通っており、かつ身長も181cmと高かったので、高学歴&高身長を鼻にかける嫌味な奴(ボケ)vs常識人の友人(ツッコミ)という構図のネタをやることになりました。ネタの設定としては、嫌味でモてない僕が、D君と一緒に合コンに行く練習をするというものです

Ex.僕「〇大の俺が言うんやから間違いないで」D「いや大学名出さんでええねん」

こんな感じで本番でも大学名は連呼してたんですが、お客さんから全然良い反応がなかったので「来世こそは絶対に東大に入る」という強い決意を固めました。(重度の学歴厨)

話は少し逸れますが、頭が良い人ってほんと面白いし魅力的ですよね。
いつか僕が一番好きなYouTuber、QuizKnockを記事で紹介しやす。

3.エントリー

エントリーは至極簡単です。締め切り(例年8月31日とかです)までに二人のプロフィール・コンビ名・希望の会場を申し込み用紙に記入し、顔写真と一緒に郵送するだけ!
特に説明することないです、公式HPの規定に従いましょう。

4.ネタ合わせ

エントリーも無事に終わり、あとは本番までひたすら練習あるのみです
僕たちの目標はもちろん、優勝して1000万円を得ること・・・と言いたいところですが、リアルなラインを言うと初戦突破になりますね。ネット上の情報では、アマチュア出場者のなかで1回戦を突破する割合は5%~10%と言われていますので、かなり高い壁であることは間違いありません。
この難しい目標を達成するには、臥薪嘗胆?切磋琢磨?粒粒辛苦?とりあえずたくさん練習しないといけないはずですが、僕たちコンビは本番一週間前から慌てて練習を始めましたとさ。

単位を落としまくったあのセメスターから


主に家やカラオケでネタ合わせをしたんですが、人前では一度も練習することなく本番の日を迎えてしまいました。後で触れますが、これが初戦敗退につながる大悪手でしたね。例えるならそうですね・・・元陸上部の服部を敬遠し(以下略)


5.本番

さあそんなこんなでいよいよ本番です。
会場はデパートの上階にある、収容200人規模の小劇場でした。会場に着くと、受付で参加料を一人千円払い、参加賞である日清のカップ麺を受け取ります。そのまま裏口に案内され、舞台につながる通路で出番を待つのですが、そこの空気の重苦しさ、緊張感といったらもう凄かったですね。なんせ、プロの人たちは人生かかってますからね。

僕たちが参加したのは平日の夕方だったのですが、お客さん80人くらいはいたかと思います。審査員は3人で、雰囲気的に構成作家とかなんじゃないでしょうか。

あ、審査員と言えばあるアマチュアのコンビが

「キョロキョロして誰探してるん?」
「、、、上沼恵美子どこ?」
「いや一回戦からおらんわ」

というくだりで大ウケしてて、「アマチュアでもこんな爆笑を取れるんだ、、」と素直に感動しました。(ちなみにそのコンビは1回戦通過してました)

さあ残り5組、4組、3組、列が進み舞台袖が近づいてきます。
ドックン・・・ドックン・・・中学の時、初恋の女の子に夜の公園で告白して返事を待っているあの時と同じくらい、大きく響く心臓の音。こんな緊張する瞬間が再び訪れるとは・・・まあ結果は両方惨敗だったわけですけどwwwwwwモテない男No.1決定戦、略してM-1グランプリ開催されんかなwwwwこれなら優勝候補筆頭だわwww

はい、本番が始まりました。噛んだり、ネタを飛ばしたりといった大きなミスも特になかったにも関わらず、なぜか想定の8分の1くらいしか笑いの量がなかったですね。辛い辛い2分間でした。しかも辛さに追い打ちをかけるように、仕事終わりの母親が見に来てくれていたんですよね。
母親の前で「モテないから合コンの練習したい」という設定のネタで2分間スベり倒すという、前世でどんな大罪を犯したんだという辱めを受け、僕のM-1グランプリ2017は幕を閉じました。

6.敗因

ネタの質とか滑舌とかテンポとか、そんなこと言い出したらキリがないですが、個人的に一番のポイントは「表情」だったかなと思います。
僕たちのコンビに限らず、アマチュア出場者の多くはどこかに照れや恥じらいがあるため、本来無表情で進めるべきな会話の部分(ボケやツッコミ以外の部分)でも、何となくヘラヘラ、ニヤニヤしてしまっています。
漫才というのは見ている側が「こいつら変なことやってるなあ」と思うからこそ面白いのであって、やっている側から「僕たちは今変なことをやっています」という空気を出してはいけないんですよね。
「練習不足」で片づけてしまえばそれまでですが、練習の質の問題として二人で練習するだけではなく、友人に協力を仰いでもっと人前に立つ機会を増やしておくべきでした。

さあそんなM-1グランプリ、去年は予定が合わず出られなかったんですが、今年は出場する予定です。今年こそは、一回戦突破してみせます!!何かの縁だと思って、心の片隅で応援しておいてください。

最後に、こんな駄文をここまでお読みいただいた皆さんの気持ちを代弁しますね。ズバリ、、、「もうええわ

どうも、ありがとうございましたー(*- -)(*_ _)ペコ