お笑い

プログラミングど素人ですが、大喜利AIを作ろうと思います①

お久しぶりです。輪切りです。

26歳独身、彼女無し。食欲も性欲も睡眠欲も人並みかそれ以下な私ですが、「面白いと言われたい欲」は関西人の例に漏れずかなり強いです。
関東の方はびっくりするかもしれませんが、関西人の99%は相手とまともに会話をする気がありません。常に、殺るか殺られるか。会話の流れを壊してでも相手を笑わせ屈服させることしか考えていない、本当に野蛮で救いようのない民族です。

私も会話の最中は「ツッコミしろ」「ボケしろ」を探しまくってるんですが、結果相手が何言ってたかはよく覚えてないわ、ツッコミが行き過ぎて揚げ足取りみたいになってしまうわ・・・言ってしまえばコミュ障ですよね。

「1人殺せば殺人者だが、100万人殺せば英雄になる」

なんともカッコイイ言葉ですが、残念ながら100万回スべっても英雄にはなれません。会話する相手がどんどん減っていくだけです。

何とか、失敗を減らす方法はないのかなぁ・・・

失敗の原因の多くは”瞬発力”

私は瞬発力に劣るところがありまして、会話の最中にボケるチャンスがあっても、スムーズな会話の”間”では思いつかない→妥協して普通に答えるか、未完成のものを無理やり出して失敗→後で脳内一人反省会をした際に「〇〇って言えばめちゃくちゃウケてたやろこれ・・・」と自己嫌悪に陥る、という流れが週に20回くらいあります。
ここで重要なのは、一人反省会をしている私がキモ過ぎるという部分ではなく、時間さえあれば、それなり(と私が思う)回答を導き出せていたということです。

日常会話の中で、ボケを考える猶予として与えらる時間は概ね1秒前後、「あーーー、」という助走を使っても3秒前後しかありません。それ以上考えてしまうと会話の流れに澱みが生まれ、「何でスッと答えないんだろう」という疑問が会話相手の脳内を埋め尽くすので何を言ってもウケない状態になります。
ボケたいのに瞬発力のない人間にとって、なんて理不尽な時間設定なんでしょうか。
みなさん、寿司打の高級コースに初めて挑戦した時を思い出してみてください。私は会話が一ラリーする度にあの絶望感を味わってます。
もし一つだけスタンド能力が貰えるなら、ザ・ワールド一択です。

高級は未だにクリアできない

スピードを上げるには、理論・法則を明確にする

人が「面白い」と思う構造は理論的、体系的にまとめることができると思っています。
「笑いは『裏切り』」なんて言われてますが、私もそう思っていて、裏切りの方法もパターン自体はそこまで多くないと思っています。表現を大袈裟にしてみたり、何か別のものに例えてみたり、あえて普通のことを言ってみたり。

プロのお笑い芸人の返しが早いのは、①自分なりに裏切りのパターンを体系化できており、②過去の経験から最適なパターンを選択し、③選択したパターンから回答を導き出す この①→②→③の工程がスピーディだからです。

「勘とは経験の蓄積である」

まさに、その通りです。

今の私の状態は、③のスピード遅いゆえに生まれていると思っていますが、①や②がそもそも間違っている可能性も否定できません。
何とかして、自分の理論が正しいかどうかを確かめる方法がないかな・・・なんてぼんやり考えていました。

そうだ、大喜利AIを作ろう

閑話休題、私は現在26歳なのですが、You Tube を見ているとうんざりするくらい「未経験からプログラミングを覚えて転職して年収アップ!」系の広告がうんざりするくらい流れてくるんですよね。うんざりするくらい。
(ちなみに私は本当にITの分野に疎く、経理部に3年もいるのにエクセルすらまともに使えない「時代に取り残され系男子」です。)
ただ、そこまで言うなら少し調べてみるか、とプログラミングについてネットサーフィンをしてみたところ、”Python”という言語を使用して、比較的簡単に「対話システム」というのを作れそうだというのがわかりました。

【連載】対話システムをつくろう! Python超入門

こちらのサイトを見ながらパソコンをポチポチしたところ、1時間ほどで「何時」と入力すると現在の時刻を答えてくれるプログラムを書くことができました。

ここで私は思いました。

「あれ、これで大喜利AIを作れば、自分の中にある笑いの理論①→②→③が正しいかどうか検証できんじゃね?」

大喜利AIのプログラミングのコードを書くということは、自分の中に「なんとな~く」で纏められていた「裏切り方のパターン」を一つ一つ、定義し書き起こすということです。
当然「なんとな~く」ではプログラムが上手く動かないので、半強制的に自分の中にあった理論が整理されます。
しかも、ITに弱い私がプログラミングの考えを学ぶことができる貴重な機会にもなるわけです。考えれば考えるほど、大喜利AIを作るというのは私にメリットしかありませんね。

先人は既にいる

大喜利人工知能公式アカウント

調べたら世の中には既に大喜利AIというものがありました。(よかったら友達登録してみてください)
かなり面白くて正直ビビりましたが、裏を返せば、「ある」ということは「作れる」ということ。
根っからの文系でプログラミングは当然素人、しかも飽き性という3拍子揃った私なので完成がいつになるかわかりませんが、このブログの更新を一つのモチベに取り組んでいこうと思います。

頑張って、面白くなるぞ~

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